こんにちわ。府中牝馬ステークス・秋華賞回顧です。

まずは先週の結果からですが、土曜は全体的に非常にいまいちでしたが日曜は勝負レースとブログ推奨馬がなかなか好成績。2重賞は共に残念な結果でしたが全体的には悪くない週末となりました。

ただ、重賞の成績がほんとに悪いのでここらへんでどうにかしたいです。来週の重賞こそは結果を出したいですね。では回顧です。

◆府中牝馬ステークス回顧◆

土曜日の東京は明らかな内有利というわけではないがやや内有利馬場。展開次第で外も伸びる感じでした。
レースはシャルールが奇襲とも言える逃げに出る。上位3頭となるクイーンズリング・マジックタイム・スマートレイアーは前目の位置取り。
前半1000mが60.6秒とスローで経過。このペースで流れると後ろの馬は届かない。
直線向くと逃げたシャルールは後退。変わって先行していたクイーンズリングらが先頭へ。

勝ったのはクイーンズリング。通った馬場・展開を考えると完璧な騎乗。マンハッタンカフェ産駒らしく外を伸び伸びと走ることが出来たのが良かった。エリザベス女王杯でも有力だが外枠を引く条件付きか。

マジックタイムは最内からこれ以上ない騎乗でしたが決め手勝負になると苦しかったか。パワーを要する展開のほうがパフォーマンスは上がるはず。

スマートレイアーは無難に乗って無難にまとめた感じ。

本命馬のハピネスダンサーは切れるタイプでないのでこの展開で中団後方よりのポジション取りではどうにもならない。暮れのターコイズステークスは合うかもしれない。

☆次走注目馬☆

アスカビレン シュンドルボン

最後に上り1位・2位の脚を繰り出して追い上げたが、後方ポジションでこの展開では届かない。共に立ち回りの決着は向かない印象。アスカビレンは2ターンのコースの方が相性はいいはず。シュンドルボンは展開待ちになるところはあるが前が流れる展開なら。

◆秋華賞回顧◆

京都は土日通して明らかに内有利な馬場。いかにしてうまく内目を立ち回ってロスのない競馬をするかが、そのまま結果に繋がるレースが多かった。

レースは逃げか番手だろうと思っていたエンジェルフェイスがポジションを奪えず。クロスコミアが外から一気にハナを奪い、ネオヴェルザンディ・ウインファビラスが続く展開。

向こう上面でかかり気味にカイザーバルが先団へ。前半1000mが59.9秒。2010年以降のの秋華賞をみてもジェンティルドンナとヴィルシーナが死闘を演じた2012年に次ぐ遅いペース。例年の前傾ラップとは変わって後傾ラップの立ち回り加速勝負となった。

直線に入ると内の伏兵馬は能力差もあり残せない。先に動いていたカイザーバル・パールコードをスムーズにポジションを取れていたヴィブロスが一気に差し切った。

ビッシュは4コーナーまでは抜群の反応のように見えたがここから何も出来ず。展開も後方馬には全く向かなかったがそれにしても負けすぎ。輸送が響いたのかメンタル面で何かあったのかもしれない。

ジュエラーは内で閉じ込められて追い出しが遅れたのが全て。スムーズに出せていたら2着はあったはず。

本命馬エンジェルフェイスは1コーナーからかかりっぱなし。これでは失速も当然。これが能力でないのは明らかなのですが。外目からスムーズに出せるほうが気性的に合っているのかもしれません。

◆次走注目馬◆

レッドアヴァンセ

距離はここまでが限界か。こんかいは展開利も含めての着順かも。理想はマイル前後は間違いないはず。G1ではおそらく能力的に足りないので牝馬限定のG2~なら十分勝負になるはず。

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かかり具合を見ても距離は明らかに長い印象。脚があがってしまいそうな流れを押し切ったあたり能力はある。次走は距離短縮でさらにパフォーマンスをあげてくるはず。今回はパワーで押し切った感じなので平坦よりは急坂コースのほうが合うはず。

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この展開で最後方からはどうにもならないので参考外。レースセンスに欠けるので2ターンよりは1ターンのコースの方が合っているか。。若しくは距離延長でゆったり走れる2400mあたりで見てみたい感じもする。

以上です。今週は富士ステークスとG1菊花賞。菊花賞は枠順に左右されるところもあるので、まずは有力馬がどの枠に入るかが注目ですね。