ジャパンカップ2016予想考察~海外馬編~です。
今年のジャパンカップ2016には3頭の海外馬が出走を予定しています。イキートス・イラプト・ナイトフラワーですね。
過去10年のジャパンカップに参戦した海外馬の成績は(0.0.1.40)と散々たる結果。唯一馬券名に入ったウィジャボードも異例の11頭で行われた小頭数のジャパンカップでの3着(ディープインパクト出走による回避)。
過去には海外馬が上位を独占などと言ったこともありましたが近年は全くです。これにはいくつか理由がありますが、まずはトップホースが来日しないこと。
海外有力トップホースはこの時期のレース選択として香港国際競争を選択してきます。検疫による拘束が香港の方が短いことと、日本の馬場より香港の馬場の方が合うという見立てからですね。
日本も高速馬場主流だったものをシャッタリング・エアレーションを駆使して柔らかい馬場づくりを行っていますが海外から見れば合わない馬場と見られているということでしょう。
あとは単純に日本馬のレベルが上がっているということ。日本馬がよく出走している香港国際競争やドバイを見ていても分かる事ですが、日本馬の立ち位置は世界でもトップレベルです。
そのトップレベルの中でも最上位クラスが揃うジャパンカップ。海外馬は来日したところで簡単に賞金が取れないので来日しない。ましてや2流馬ではもはや通用するレベルではないです。
これらの主な理由から海外トップホースが来日せず国際競争とは名ばかりになっており、日本馬の独壇場となっているわけですね。
では、今年の海外馬3頭には本当に出番がないのか?海外馬だから消しでいいのか?検証してみたいと思います。
ドイツから来日する4歳牡馬。血統は去年のイトウと全く同じ血統です。母系はドイツで養われてきた重厚な血統ですので日本の馬場への適正は大いに疑わしいです。
バーデン大賞の勝ち馬ですが、道悪だったとしても時計は1:36:40。内目をするすると上がってきての勝利でした。
小頭数の競馬しか実績もなくましてや日本の馬場に合う見立ても出来ません。1枚もいらないと思います。買える要素が全くないので、もし激走されたら諦めがつきます。
フランスから来日の4歳牡馬です。パリ大賞典・カナディアン国際のGⅠ勝ちがありますね。
血統は父ドバウィに母父カーリアン。イキートスよりは遙かに日本の馬場への適正を感じます。父ドバウィ産駒は日本ではなぜか短い距離で走る馬ばかりなのですがこの血統で中距離を走れないわけはないのでそこを割り引く必要はないと思います。
この馬は海外実績どうこうよりも昨年のジャパンカップ6着を評価したいです。
昨年のレースを見てみると、好スタートから好位の4~5番手を追走。3~4コーナーでゴールドシップがいつもの捲りから一気に上がったことに合わせて他馬も上がる。それによって進路を失い直線入る前に手綱を引いて後方に下がる不利。
そこからインを突いてもう一度盛り返して見せ場を作りましたが6着まで。ショウナンパンドラから0.3秒差でした。
不利がなくても3着内に入れたかは微妙なところですが、掲示板はあったように思えます。
ただ去年は3歳だったので55キロ。今年は4歳となり57キロとなります。去年のほうが勢いもあったので今年はどうかなと思いますが、3連系の押さえには加えておいていいかとは思います。日本馬を全て負かすようなイメージはないので来ても3着と想定します。
ドイツから来日する4歳牝馬です。血統としては、父は全く馴染みがありませんが、デインヒル~ダンジグの系統なので東京2400mへと適正はあるでしょう。今回来日している3頭の中では血統を見る限りは適性が1番高いのは本馬のように思います。
G1実績はドイツのオイロパ賞を連覇している程度で、正直実績は来日馬の中では最下位に位置すると思います。
ただ、この馬に関しても昨年のジャパンカップ11着を評価したいです。着順だけを見ると何も評価するところはありませんが、そのレース内容ですね。
大外18番を引いた時点でかなり苦しい競馬になることは予想出来ました。しかし、道中は上手く馬群の中に潜り込んで、直線は勝ち馬ショウナンパンドラの後ろにつけていました。
ショウナンパンドラが外目に切り出して真っすぐに追い込んだことに対して、ナイトフラワーは内目に切り込みます。狭い所を突こうとしていますが、この時点での足色はショウナンパンドラと5分のように見えます。離されることもなかったです。
しかし、イラプトの後ろに入ったところで進路をなくします。最後は全く追わずに流してレースを終了しました。
この内容でショウナンパンドラからはわずかに0.5秒差。不利がなければどこまで走れたかはわかりませんが、内に切れ込まずにショウナンパンドラの後ろから追走していたら少なくともイラプトよりは上位の着順で入線していたことは間違いありません。日本の馬場への適正は海外馬の中では相当高いと思います。
馬込みに入ってもひるむことなく伸びようとしていましたし勝負根性もありそう。内目から上手く流れに乗れれば相当面白い存在になると思います。
ただ、この馬も去年は3歳牝馬だったので去年は53キロ。今年は55キロを背負うことになります。ここがどうかとなりますが、ここ3戦で連対100%と勢いもあります。
今年の3頭を評価してみると買いたい馬ははっきりしていますね。
ナイトフラワー>>イラプト>>>>>>>>イキートス
やはりこうなりますね。特にナイトフラワーは着内も十分あるように思います。事前の想定予想では単勝100倍に近い11番人気。イラプトよりも下なんですよね。
これは去年の映像を見る限りは明らかに舐められすぎなように思います。
まずは、枠順を見てからの評価になりますがイラプトは内目ならヒモ候補に。ナイトフラワーに関しては内~1桁馬番を引けば重い印候補になることは間違いありません。
以上ジャパンカップ2016予想考察海外馬編でした。
今年のジャパンカップ2016には3頭の海外馬が出走を予定しています。イキートス・イラプト・ナイトフラワーですね。
過去10年のジャパンカップに参戦した海外馬の成績は(0.0.1.40)と散々たる結果。唯一馬券名に入ったウィジャボードも異例の11頭で行われた小頭数のジャパンカップでの3着(ディープインパクト出走による回避)。
過去には海外馬が上位を独占などと言ったこともありましたが近年は全くです。これにはいくつか理由がありますが、まずはトップホースが来日しないこと。
海外有力トップホースはこの時期のレース選択として香港国際競争を選択してきます。検疫による拘束が香港の方が短いことと、日本の馬場より香港の馬場の方が合うという見立てからですね。
日本も高速馬場主流だったものをシャッタリング・エアレーションを駆使して柔らかい馬場づくりを行っていますが海外から見れば合わない馬場と見られているということでしょう。
あとは単純に日本馬のレベルが上がっているということ。日本馬がよく出走している香港国際競争やドバイを見ていても分かる事ですが、日本馬の立ち位置は世界でもトップレベルです。
そのトップレベルの中でも最上位クラスが揃うジャパンカップ。海外馬は来日したところで簡単に賞金が取れないので来日しない。ましてや2流馬ではもはや通用するレベルではないです。
これらの主な理由から海外トップホースが来日せず国際競争とは名ばかりになっており、日本馬の独壇場となっているわけですね。
では、今年の海外馬3頭には本当に出番がないのか?海外馬だから消しでいいのか?検証してみたいと思います。
イキートス
ドイツから来日する4歳牡馬。血統は去年のイトウと全く同じ血統です。母系はドイツで養われてきた重厚な血統ですので日本の馬場への適正は大いに疑わしいです。
バーデン大賞の勝ち馬ですが、道悪だったとしても時計は1:36:40。内目をするすると上がってきての勝利でした。
小頭数の競馬しか実績もなくましてや日本の馬場に合う見立ても出来ません。1枚もいらないと思います。買える要素が全くないので、もし激走されたら諦めがつきます。
イラプト
フランスから来日の4歳牡馬です。パリ大賞典・カナディアン国際のGⅠ勝ちがありますね。
血統は父ドバウィに母父カーリアン。イキートスよりは遙かに日本の馬場への適正を感じます。父ドバウィ産駒は日本ではなぜか短い距離で走る馬ばかりなのですがこの血統で中距離を走れないわけはないのでそこを割り引く必要はないと思います。
この馬は海外実績どうこうよりも昨年のジャパンカップ6着を評価したいです。
昨年のレースを見てみると、好スタートから好位の4~5番手を追走。3~4コーナーでゴールドシップがいつもの捲りから一気に上がったことに合わせて他馬も上がる。それによって進路を失い直線入る前に手綱を引いて後方に下がる不利。
そこからインを突いてもう一度盛り返して見せ場を作りましたが6着まで。ショウナンパンドラから0.3秒差でした。
不利がなくても3着内に入れたかは微妙なところですが、掲示板はあったように思えます。
ただ去年は3歳だったので55キロ。今年は4歳となり57キロとなります。去年のほうが勢いもあったので今年はどうかなと思いますが、3連系の押さえには加えておいていいかとは思います。日本馬を全て負かすようなイメージはないので来ても3着と想定します。
ナイトフラワー
ドイツから来日する4歳牝馬です。血統としては、父は全く馴染みがありませんが、デインヒル~ダンジグの系統なので東京2400mへと適正はあるでしょう。今回来日している3頭の中では血統を見る限りは適性が1番高いのは本馬のように思います。
G1実績はドイツのオイロパ賞を連覇している程度で、正直実績は来日馬の中では最下位に位置すると思います。
ただ、この馬に関しても昨年のジャパンカップ11着を評価したいです。着順だけを見ると何も評価するところはありませんが、そのレース内容ですね。
大外18番を引いた時点でかなり苦しい競馬になることは予想出来ました。しかし、道中は上手く馬群の中に潜り込んで、直線は勝ち馬ショウナンパンドラの後ろにつけていました。
ショウナンパンドラが外目に切り出して真っすぐに追い込んだことに対して、ナイトフラワーは内目に切り込みます。狭い所を突こうとしていますが、この時点での足色はショウナンパンドラと5分のように見えます。離されることもなかったです。
しかし、イラプトの後ろに入ったところで進路をなくします。最後は全く追わずに流してレースを終了しました。
この内容でショウナンパンドラからはわずかに0.5秒差。不利がなければどこまで走れたかはわかりませんが、内に切れ込まずにショウナンパンドラの後ろから追走していたら少なくともイラプトよりは上位の着順で入線していたことは間違いありません。日本の馬場への適正は海外馬の中では相当高いと思います。
馬込みに入ってもひるむことなく伸びようとしていましたし勝負根性もありそう。内目から上手く流れに乗れれば相当面白い存在になると思います。
ただ、この馬も去年は3歳牝馬だったので去年は53キロ。今年は55キロを背負うことになります。ここがどうかとなりますが、ここ3戦で連対100%と勢いもあります。
ジャパンカップ2016海外馬の評価は?
今年の3頭を評価してみると買いたい馬ははっきりしていますね。
ナイトフラワー>>イラプト>>>>>>>>イキートス
やはりこうなりますね。特にナイトフラワーは着内も十分あるように思います。事前の想定予想では単勝100倍に近い11番人気。イラプトよりも下なんですよね。
これは去年の映像を見る限りは明らかに舐められすぎなように思います。
まずは、枠順を見てからの評価になりますがイラプトは内目ならヒモ候補に。ナイトフラワーに関しては内~1桁馬番を引けば重い印候補になることは間違いありません。
以上ジャパンカップ2016予想考察海外馬編でした。
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